調停の実力
今日は大阪簡易裁判所での調停に出廷してきました。

今回の滞納者は、築40年ほどのアパートで、必殺が約1年ほど前に購入した物件です。
その際に前所有者から信じられない言葉が・・・
前所有者:一人家賃を払ってないのがいてね・・・
必 殺:幾らぐらい払ってないんですか?
前所有者:3年以上は払ってないね・・・
必 殺:3年!(金額にして200万超)
どんな方なんですか?
前所有者:督促状を出しても無視で、弁護士から内容証明を出しても無視なんだよ
必 殺:よければ債権いただけませんか?
前所有者:全然いいよ~、がんばってね!
というような流れで債権をいただき、
滞納者宅を訪問したのですが、
いつも居るのは入居者の息子のみで母親(借主)は在宅せず、
その後、何度か訪問するが一切連絡なし
最後の手段として母親の携帯にメールを出してみました。
(番号は息子から聞いていた)
『○○様、私は○○アパートの新所有者である必殺です。何度か契約の件で訪問していますが、
お返事がありません。これ以上、無契約を続けるのであれば契約者無し(空室)として
部屋を処分させていただきます。必ずご連絡ください』
こんな様な内容をメールしたところ、入居者から返信があり
『電話しなくてスミマセン、契約します』
こんなやり取りで結局は以下のような約束で契約をすることになりました。
1、前所有者の滞納分は忘れるから、今後は絶対に遅れるな
2、家賃を6万円→5万5千円に値下げ(適正価格は5万程度)
3、流し台が腐っているので修理する(もう凄い状態です)
4、玄関が崩れているので修理する(ガラスが割れ戸が半分しか開かない状態)
というか、部屋の中は凄い状態です。
室内には子供が5人位居て、なぜか床にはブルーシート・・・
そのブルーシートには食べかけのカップラーメンやパンなどが散乱している状態・・・
うーーーん、これは退去したら修繕費いくらかかるんだろ?ってくらい荒れています。
そんな状態ですので、家賃を払うなら出来るだけ入居していてほしいのも事実ですので、
上記の条件で契約書を交わしたわけです。
ところが契約後半年もすると家賃を滞りだし、
すぐに3ヶ月の滞納に膨れ上がりました。
もちろん電話も督促状も送るがガン無視!
そのため追い出しも視野に入れ、調停を申し立てしました。
ハッキリ言って、弁護士の内容証明を無視し
3年以上家賃を払わなかった人物です。
調停なんて無視するものと思っていましたが、
なんと出廷してきました!!
出廷してきたら、もうこっちのものです。
必殺が用意してきた調停和解文書で和解となりました。
この調停和解文が良く出来ていて、
『今までの滞納を支払え』『これからの家賃を支払え』
もし滞納が2ヵ月分溜まれば問答無用で強制執行できるといった内容です。
これで今後もし滞納があれば次は強制執行をチラつかせながらの督促をしていきます。
これはコレで非常に強力で、本当に執行官同伴での対応となりますので、
効果は絶大です(だってカギも開けていいわけですから居留守は通用しません)
さあ、このまま滞納無く支払うのか?
それとも強制執行まで行くのか?
今後の展開をお楽しみに!
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今回の滞納者は、築40年ほどのアパートで、必殺が約1年ほど前に購入した物件です。
その際に前所有者から信じられない言葉が・・・
前所有者:一人家賃を払ってないのがいてね・・・
必 殺:幾らぐらい払ってないんですか?
前所有者:3年以上は払ってないね・・・
必 殺:3年!(金額にして200万超)
どんな方なんですか?
前所有者:督促状を出しても無視で、弁護士から内容証明を出しても無視なんだよ
必 殺:よければ債権いただけませんか?
前所有者:全然いいよ~、がんばってね!
というような流れで債権をいただき、
滞納者宅を訪問したのですが、
いつも居るのは入居者の息子のみで母親(借主)は在宅せず、
その後、何度か訪問するが一切連絡なし
最後の手段として母親の携帯にメールを出してみました。
(番号は息子から聞いていた)
『○○様、私は○○アパートの新所有者である必殺です。何度か契約の件で訪問していますが、
お返事がありません。これ以上、無契約を続けるのであれば契約者無し(空室)として
部屋を処分させていただきます。必ずご連絡ください』
こんな様な内容をメールしたところ、入居者から返信があり
『電話しなくてスミマセン、契約します』
こんなやり取りで結局は以下のような約束で契約をすることになりました。
1、前所有者の滞納分は忘れるから、今後は絶対に遅れるな
2、家賃を6万円→5万5千円に値下げ(適正価格は5万程度)
3、流し台が腐っているので修理する(もう凄い状態です)
4、玄関が崩れているので修理する(ガラスが割れ戸が半分しか開かない状態)
というか、部屋の中は凄い状態です。
室内には子供が5人位居て、なぜか床にはブルーシート・・・
そのブルーシートには食べかけのカップラーメンやパンなどが散乱している状態・・・
うーーーん、これは退去したら修繕費いくらかかるんだろ?ってくらい荒れています。
そんな状態ですので、家賃を払うなら出来るだけ入居していてほしいのも事実ですので、
上記の条件で契約書を交わしたわけです。
ところが契約後半年もすると家賃を滞りだし、
すぐに3ヶ月の滞納に膨れ上がりました。
もちろん電話も督促状も送るがガン無視!
そのため追い出しも視野に入れ、調停を申し立てしました。
ハッキリ言って、弁護士の内容証明を無視し
3年以上家賃を払わなかった人物です。
調停なんて無視するものと思っていましたが、
なんと出廷してきました!!
出廷してきたら、もうこっちのものです。
必殺が用意してきた調停和解文書で和解となりました。
この調停和解文が良く出来ていて、
『今までの滞納を支払え』『これからの家賃を支払え』
もし滞納が2ヵ月分溜まれば問答無用で強制執行できるといった内容です。
これで今後もし滞納があれば次は強制執行をチラつかせながらの督促をしていきます。
これはコレで非常に強力で、本当に執行官同伴での対応となりますので、
効果は絶大です(だってカギも開けていいわけですから居留守は通用しません)
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それとも強制執行まで行くのか?
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