裁判所へ行ってきました

今日は裁判所へ行ってきました。

今回の話は家賃滞納による調停です。
P9140140_convert_20120918130134.jpg

私のブログ読者なら、「また調停?お前も好きだね~」って声が聞こえてきそうですが、

今回の債務者(入居者)は少し違います。

ココで少し、入居者スペックを・・・

家賃70000円
2LDL エレベーター付きそこそこマンション
入居は約5年前
保証会社なし・保証人借主父親
入居者は
借り主:20代後半女性(水商売)
保証人:同居の30代前半男性(土建業)
保証人:借主女性の父親

こんな感じの構成です。

実はこの方、4年前に家賃滞納で裁判しているんです。

その時は30万ほど滞納して、

本人保証人全てに督促するが無視!

で、訴訟で追い出してやる!!と通常訴訟へ(まだこの時は調停の便利さを知りませんでした)

イザ、裁判呼び出しの口頭弁論になると、借主が出廷し滞納家賃の半額(15万円)を

持参してきたではありませんか!!

被告が出廷し、しかも滞納家賃の半額を持参しているのであれば、

もう、裁判官は和解モード全開です。

ココで和解しません!!なんて言ったら他の裁判でもキツク当たられそうです。

結局、滞納家賃を分割で支払う和解で終了いたしました。

ただ、コノ当時、必殺は和解文章の良いのを(原告有利になる和解文章)持っていませんでした。

そのため、今現在の滞納家賃の解消しか和解文に盛り込まれず、

将来発生する家賃に対しての拘束力が無い判決文が出来上がっちゃいました。

コレが非常に問題なんです・・・

裁判と言うのは、裁判官(司法委員)任せだと、

必ず、弱者(借主)有利の判決(和解)文になっちゃうんです。

なので、今は雛形和解文を提示し、コノ内容なら和解します。

もしムリなら和解を拒否し不調にします。と言っています。


話を戻し、今回の件では前記した様に、1度は裁判で和解したにも係わらず、

将来の部分を和解文に盛り込まなかったため、今回滞納しても又裁判の必要があったのです。

今回は前回のような失敗はしないように調停で和解を狙いました。

が!、1回目の呼び出しは無視(欠席)です!!
しかも裁判官は、1回の無視では不調に出来ない。とのこと・・・トホホ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

豆豆知識(調停)

調停呼び出しに応じない→裁判所が不調と認める=本裁判(訴訟)になった時には印紙代を半額にしてくれる

これが、

調停呼び出しに応じない→時間が勿体無いので自ら取下げる=訴訟では通常の印紙代を求められる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なので、必殺が不調にこだわるのはココ(印紙代)なんです。

で、2回目の呼び出しが今日でした。

P9140138_convert_20120918130032.jpg

相手方(滞納者)と申立人(大家)は違う待合室で待機します。

話し合いの間に入る調停委員によると今回は相手方も来ているとのこと

来ればこちらのものです。
P9140139_convert_20120918130109.jpg


用意していた和解文を示し、和解へ

ココで和解を蹴るような入居者はいません!

今回の和解文には将来発生する家賃についても条文を付けていますので、

もし、滞納が2回あると即強制執行で部屋を明け渡せられます。


でも、中にはココでも突っ込んでくる裁判官がいます。

私の和解合意文には、家賃払わないと、「当然に賃貸借契約は解除となり、なんら賃借人に通告することなく部屋

を明け渡さなければならない」としています。

この『なんら通告することなく』の一文がないと、滞納→内容証明で契約を解除しなければ、

明渡強制執行を実施することができません。

相手が、内容証明を受け取らなければ受け取るまで繰り返さなければならなくなり、

またまた時間を必要とします。


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No title

狼です。。
まずはぽちくりしますた。

いやー、、面白い話です。
こんな話をはやく東京でも聞きたいです。

たろうさんにいまゴッドアイテム作って貰ってます(ホント?)
完成次第開催となりまず。。

ひとつよしなに。




弱者という強者

家賃未払の建物明渡裁判では、裁判所はまず被告有利になるように和解を勧めます。
今回の訴訟でも、一回目の期日では、被告は出廷せず、定形フォームでFAXで答弁書を出してきました。
それでも書記官が勝手に和解希望のチェックマークを入れました。
和解期日が入ったために、判決は一ヶ月引き伸ばされましたが、和解の席で被告は「私は和解なんて望んでいない、そんなこと希望した覚えはない」???だって。
和解だろうが判決だろうが、本人に払う意思がなければ同じです。
粛々と被告をホームレスに追い込むだけ。

司法だけではなく、賃貸人対賃借人では、圧倒的に賃借人の肩を持つ人が多いのは事実です。
それと大家をしている人に対する偏見を日々ものすごく感じます。
特に女性に対しては。
「世間知らずでバカ、苦労知らず」「旦那のカネか、親からの相続や贈与で働きませず金を儲けてけしからんやつ」といったところ。
特に私は外見が優しそうに見えるらしいです。
「離婚太りか旦那が運良く死んでカネが黙って転がり込んで、世間知らず無知で、賃貸経営のことなんて何も分かっちゃあいない。アー、ど素人のすることは見てられないわ」と120%思われます。
私は無一文から相場の世界を経て、12年前に初めて賃貸不動産を買い、苦労して12年間で所有物件を不動産の運用益だけで5倍にまで増やした人なんですけどね。
結婚もしていませんし。

No title

必殺技は苦労して編み出された技なんですね。
ますますファンになりました。

No title

必殺さん、さすがですね。文章見てると、法律系のバックグラウンドお持ちなんですか?

No title

過去に苦労された分だけ、凄く勉強されているんですね。
流石です。
のらりくらり逃げる借主(債務者)に泣かされた分、次からはガッチリ逃がさず、そして費用面でもキッチリしておられる。素晴らしいw

本当に、滞納者相手にプロを使っていたら、マジであいつらの肥やしになってしまいますよね。
(プロは1回使ったら、同様の案件は次からは自分で出来るようにしないとw)


>>相手が、内容証明を受け取らなければ受け取るまで繰り返さなければならなくなり、またまた時間を必要とします

配達証明つき内容証明の催告した場合、相手が受け取り拒否しても、到達したものとして扱われるんですよね?
それとも、ダメでしたでしょうか?
既に転居していて本人不在だった場合、到達したものと扱われずでしたでしょうか?



『なんら通告することなく』の一文が、和解合意文に入れることが出来るというのは、非常に勉強になりました。
(イメージ的には、借主に不利な条件なので、裁判所が「催告してから解除ネ♥じゃないとダメだよ。」って言いそうな気がしていました)

いつも

勉強になります^^

今日はちょうど自分も調停の日で行ってきました。
弁護士相手ですが、調停員をこっち側につける作業ってなかなか面白いですね。

あと、役所で退去者の住民票も取ってきましたが、必殺さんのプログを読んでたから出来た事です。

感謝です!(*´∇`*)

No title

狼閣下

コメントありがとうございます。

>>まずはぽちくりしますた。
ホチくりんありがとうございます。

>>いやー、、面白い話です。
>>こんな話をはやく東京でも聞きたいです。
是非、帝都講演させてください。
ジェイムススキナーの講演も断ったんですからね!(うそんこです)
ちなみに私もメガ大家なのですが、お誘いのメール1つありませんでした。

>>たろうさんにいまゴッドアイテム作って貰ってます(ホント?)
>>完成次第開催となりまず。。
私もしょぼくれんメジャー持ってます。
マジで凄いですよね、ドライヤーで1つ1つ手作りなんて・・・

No title

さんかくたまご さん

コメントありがとうございます。

いつも圧倒的な文書量で圧倒されるのですが、
私のブログ文章より多く書かないでくださいね(笑
私の存在が薄くなってしまいます・・・

>>司法だけではなく、賃貸人対賃借人では、圧倒的に賃借人の
>>肩を持つ人が多いのは事実です。

ホントそうですね、
大家=金持ち、滞納者=生活困窮者って感じですよね

でも実際は
大家=ローン返済で必死、滞納者=遊興費に金を使ってないだけ
これが現実なんですが、世間は分かってくれません。

No title

窓辺のマーガレット さん

コメントありがとうございます。

>>必殺技は苦労して編み出された技なんですね。
>>ますますファンになりました。

何度も何度も滞納者と折衝して、
最後に行き着いたのが「調停」です。
全て自分で対応するからこそ、ココに行き着いたんだと思います。
もちろん今まで何度も失敗を繰り返していますよ

No title

tora さん

コメントありがとうございます。

>>必殺さん、さすがですね。文章見てると、
>>法律系のバックグラウンドお持ちなんですか?

通常の家賃滞納・回収では、士業の方には頼りません。
(権利関係など手の負えないレベルの場合は士業の方に依頼します)

最初はネットや本で情報を得、書式等は裁判所に何度も通って教えてもらいました。(裁判所は法的な相談は受けてくれませんが、書式的な部分については親切丁寧に教えてくれます)
一度、雛形を作ればあとは簡単です。

No title

WH さん

コメントありがとうございます。

>>過去に苦労された分だけ、凄く勉強されているんですね。
机上の空論より実体験が一番強いです。

>>配達証明つき内容証明の催告した場合、
>>相手が受け取り拒否しても、到達したものとして
>>扱われるんですよね?
>>それとも、ダメでしたでしょうか?
実際の運用面では内容証明が不到達でも明け渡しの強制執行は出来ます。ただし、入居者から強制執行に対しての異議申し立てが出ると、
おそらく執行停止になるでしょうね・・・
どちらにしても、『なんら通告することなく』の一文がないと余計な時間とお金がかかってしまいます。

No title

すが さん

コメントありがとうございます。

>>今日はちょうど自分も調停の日で行ってきました。
>>弁護士相手ですが、調停員をこっち側につける作業って
>>なかなか面白いですね。
そのうち弁護士について私の考えを書きますね

>>あと、役所で退去者の住民票も取ってきましたが、
>>必殺さんのプログを読んでたから出来た事です。
ご自分の権利を知るのはとても大切なことです。
債務者の住民票を閲覧する権利
裁判をする権利
強制執行をする権利
違法なことでなく合法で権利を主張する!
当然のことであり、当たり前のことなんです。
プロフィール

Author:必殺大家人
大阪在住

築古中古物件を購入し自分で管理運営しています。

15棟約400戸所有

借金総額12億円

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