敷金返還訴訟で大家からの答弁書1-2

きのうのブログの続きです。

被告の大家からの答弁書に対する準備書面を書いています。

大家側は、敷金の性質と原告が如何に酷い人間かを論じているのですが、

それについても反論しておきます。

1、ペットの飼育について
 確かに原告はペット(中型犬1匹)を飼育していた。それについては,
賃貸借契約書にも記載されている。
 被告は物件内(室内)でペットを飼育しているせいで室内の損耗が激しいと主張しているが,
 原告はペットを玄関(土間)でゲージに入れて飼育しており,
靴を脱いで入る室内には一度も上げたことはない。
 よって,ペットによる室内の破損や汚れなど一切無く,玄関においても汚れや臭いなど一切無い。
 それについて退去立会い時に被告に説明を行ったが,罵詈雑言を言って聞く耳を持たなかった。

2、小括
 原告は被告に対し非常に不信感を持っている。その理由として以下に述べる

①、被告は原告が退去する前に,
  室内を見てもいないのに25万円もの現状回復費を請求してきた。
  詳細は一切記載されておらず,「原状回復費は25万円を下らない。
  25万円を退去期日までに支払え」という請求であった。
  もちろん,この様な被告の根拠の無い請求に対し,
  原告は支払いを拒否した。(証拠書面有り)

②、退去立会い時に被告が指摘した傷について,原告が付けた傷ではないと否定すると,
  被告は見えるか見えないかの傷も指摘しだし,
  挙句の果てにベランダのクモの巣まで指摘するようになり
  約1時間30分にも及ぶ罵詈雑言を言われ続けた(録音有り)

③、被告が請求してきた退去清算において,金額に納得が出来ない旨を被告に伝えたところ,
  被告は原告と話し合いもせずに原告の保証人へ請求をしてきた。(証拠書面有り)

④、原告は被告の請求金額や行為に不審を抱き裁判所へ判断を委ねた。
  にも係わらず,被告は裁判の判定を待たず保証会社へ代位弁済を請求し,
  原告は保証会社から請求を受けた(証拠書面有り)


ココで重要なのは、

素人文章でも良いので被告が主張しているところがあればキッチリ反論しておくことが重要だと思います。


なぜなら、裁判官は書面でしか判断できませんので、

大家側が、

この入居者はこんな酷い人間なんだ!と主張しているなら、

イヤイヤ、この大家はこんな非常識な人間なんだと主張しましょう


こちらは素人ですので、

法律がどうとか、論法がどうとか、あまり気にしないでガンガン書けばいいんですよ!

※これが何百万何千万の事件や人生を変える様な裁判だと別ですよ!!


この段階では、

あくまでも意見書的な文章に止めています。

と言うのも、大家側は和解を求めていますので、

おそらく第1回目の話し合いで和解が成立するのではないかと思われるからです。

※大家側からの提案は双方債権債務無し。いわゆるゼロ和解を希望している。
 (答弁書に書いてあった)


しかし、少しでも有利に話しを持っていくために、

原告側には、この様な事実を証拠と一緒に出す用意があるよ~と

プレッシャーを与えておきます。


まあ、裁判で判決を取るというより

”和解”ありきの交渉を考えているのですが、

どの辺りが落とし所か?を考えています。


大家側は双方ゼロ和解を出してきてます。

しかし、それでは大家側はまだ”得”している感があります。


契約書では敷金33万で返金5万円

退去時に5万円を返金していれば、揉め事(裁判)にならず穏便に終わったものを

欲を出して追い金23万円を請求してきたわけですよ

※当初の金額と若干違うのは特定されるのを避けるためにフェイクを入れていたため


それをゼロ和解では、まだ大家側が得してますよね?


どうだろ?

プラン1、敷金33万円の全額取り戻すまで行く!判決上等!!全面戦争じゃ!!

プラン2、33万円の内、借主がコレは認めても良いと思う破損部分10万円程度を引いた金額

      23万円の返金

プラン3、33万円の内、大家が請求している23万円を引いた10万円の返金

プラン4、当初の契約通り33万から28万円を敷引きした5万円の返金

プラン5、大家側が提案している互いに請求無しのゼロ和解

さあ!皆さんならどれ??


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No title

もし敷引自体が一般的に行われている地域なら、契約書どおりということで4で着地じゃないかな~。
自分が大家側の立場だとすると、契約書に書いてあるのに退去時になって払わないという人にはきっと腹が立つでしょうからね。
ああでも今回先方が過剰に請求してきた分の迷惑料程度はもらいたいです。

プラン6として
プラン1+罵詈雑言を浴びた分の慰謝料。
は、どうですか?
どうせ他の入居者からボッタクてると思うから、痛い目見せてやりましょう!

No title

わたしだったら、プラン3(10万円の返金)なら和解に応じるかな?
仮に判決になっても、プラン4(5万円の返金)は固いと思うので。

No title

このトラブル、感情面(自身の正義感)での部分が多いようですが…

自分だったら~
気持ちを治めるつもりでヤルならば、
プラン2で対抗。希望としてははプラン3。プラン4が譲って最後。
まだまだモメルなら全面戦争(本当はしたくないですが…)

自分の大事な時間を無駄にしない為にサッサとおさらばするなら、
最初っからプラン4をずーーっと言い続ける。

ただ…敷金返還訴訟で変な前例は作りたくないです。

No title

昨今の賃貸系の敷金返還訴訟に関しては
「東京ルール」というモノを適用している判決もあるので、
1は無理と思います
ですので、2と3の間(16~17万返金)くらいに着地出来れば
「双方負けなし」という事になると思います

しかし、まだまだ、この様な強欲な大家もいるもんですね
旧時代の遺物とは思っていましたが・・・

No title

訴えている方が時間に余裕があれば、1を採用します。
裁判にかかった費用というのは、負けた人負担でしょうか。
精神的苦痛に対して多少の慰謝料も請求する必要が
あるとは思いますし。

それにしても、入居時には大家の人格はまるで分らないので
怖いですね。

引っ越すときにはそんな人に当たらないよう祈るだけですね。

僕ならプラン1で行きます。
損害の立証義務は相手方が追うので、こちらとしては返してもらうものはとりあえず返してもらうという主張です。
なぜ、返して貰うべき性質のものなのか、大家さんは大家さん業をしているので、知人の大家業に陳述書を書いてもらいました。
と、これをまず証拠申請したうえで、相手のやり方は大家として不義理な対応をしているという心証を取ります。
プラン1で行って減額された判決が出たら御の字、
こちらから何も請求するものが何もなければ、0になっちゃいますからね。

プラン1、敷金33万円の全額取り戻すまで行く!判決上等!!全面戦争じゃ!!

あわよくばコレ。で 進めて 落とし所をさぐる?

…にしても 相手大家も裁判になったら即 和解 求めるくらいなら ハナから 無茶 言うな…と。

大家がキチガイなのでプラン1

No title

慰謝料を取るくらいじゃないとまたやると思うが・・・

No title

プラン2です。
それ以下なら判決を求めるとの強気で・・・
(敷金は正確に精算いたしましょう。)

素晴らしい準備書面です。
小額訴訟でも答弁書や準備書面を出すのですね。

必殺ファンの廃墟です

今日UPした記事が、必殺さんがよく書かれるような記事になりました太字の文

敷引きの上限は家賃の2倍か2.5倍ぐらいまでだったような?そんな判例を見た気がしました。敷引き事態がなくなるようなのは(全額返金)ご勘弁してほしいですf(^_^; でも、強欲家主さんには反省してもらいたいものです。

No title

落としどころは4でしょうか。(場合によっては3)
ただこのお話は大変優秀なのでさらなるドラマを期待して1とか。。
プロフィール

必殺大家人

Author:必殺大家人
大阪在住

築古中古物件を購入し自分で管理運営しています。

15棟約400戸所有

借金総額12億円

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