質問コーナー『代理人辞任』

コメント欄にて非常に興味深い質問がありましたので、お答えしたいと思います。


必殺様

いつも楽しみにブログ見せていただいております。
一つ教えていただきたいのですが、ご回答いただけないでしょうか?

以前、司法書士より、破産準備中とのことで、
必殺さまと同様な事象になりました。
(借主死去、連帯保証人が上記のようになりました。
相続放棄をするように伝えたのに、手続きもせずに・・・)

そのまま破産してくれたらよかったのに。
そこで問題?が発生しました
破産手続きをせずに、そのまま連絡が取れなくなったと
司法書士事務所から手紙が来ました。

司法書士事務所に連絡しても、
連絡が取れなくなったので、当方は関係ありません。
情報も出しません。
勝手にしてくださいとのことでした。

このような場合、対応策はございますでしょうか?

司法書士事務所の対応にも腹立たしく思います。
制裁を・・・と思ってしまう自分もおります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お答えします。

実はこの『辞任』は、司法書士、弁護士に限らず

士業の方はよく使います。
※ココでの士業とは代理権のある司法書士・弁護士を指します。

そこには色々な理由があるのですが、

1、破産費用を払ってくれない

  元々お金が無い方が破産などの法的手続きをして、

  債務から逃げ出すわけですが、

  当然、破産状態ですので士業の方への報酬も用意できません。

  そこで、士業が債務に対し介入した旨を各債権者へ送り、

  支払いをストップさせます。(取立てが止まる)

  そして、支払いをストップさせているうちに、

  破産費用を貯めさせて、士業の破産報酬費用へとするわけです。

  ところが、破産しようという人物ですから、

  元々から金に対してルーズな人間が多く、

  取立てがストップしたのをいい事に、

  お金を貯めずに、そのままズルズルと言い訳ばかりする人間も多いんです。

  士業の方としても、1年ぐらいは破産準備中として引っ張れますが、

  そのうち、債権者からどうなっているんだ!!という声が出始めます。

  そこで、支払う見込みが無い人間に対しては辞任という形で、

  代理人を降りるわけです。


2、債権は回収して債務は放ったらかし

  実は、このパターンも多いんです。

  これは、今流行の過払い金が絡んでいて、

  債務者から見た場合、過払い金で返ってくるお金は債権

  家賃など支払わないといけないお金は債務ですよね

  そこで、士業の方は報酬がもらえる部分=過払い金のみの仕事をして、

  債務者が支払わなければならない債務に対しては仕事をしません。

  なので、過払い金が戻ってきて報酬をもらった段階で”放置”します。

  ※この場合は辞任通知は出しません。放置するだけです。


3、破産したと嘘を言う士業

  これも2と同じで、過払い金だけ取って債務は放置しているパターンです。

  しかし、債権者が大家など素人判断する士業は平気で嘘を付きます。

  これが貸金業者などプロにはこんな言葉は言いません。

  なぜならプロは必ず破産番号を聞くからです。


代表的な”辞任””放置””嘘”の理由を書きましたが、

では、これに対抗する手段(抗議をする手段)なのですが、

基本的にありません。


弁護士会や司法書士会に苦情や懲罰申請しても、

豆腐に釘・暖簾に腕押し・馬の耳に念仏です。

まったく相手にされません。

※さすがに受任通知だけで2年を超えると”声”だけは聞いてくれます。
 しかし、何の解決も望めません。だって、その行為自体は法律違反ではないですからね

無論、辞任した士業の方々に文句を言っても、

こちらも全く相手にされません。


え?

そんな無責任な・・・・

と思う読者さんも多いと思いますが、

士業の方々は、

立証されなければ嘘も嘘ではないと本気で思っています。

なので、損害があるのであれば裁判を起してくださいと言うだけです。

そんな方々なんですよ、

それをまずは理解しましょう。


では、どうするのか?

1の場合は、まず債務者の住民票を取得し、

取立て調停や訴訟で対抗するのがいいのではないでしょうか?

そこから債権回収をスタートさせてください。

任意で取立(直接取り立て)をしてもいいのですが、

一度美味しい味を覚えた(士業へ泣付けば助かる)債務者は、

厳しい取立て→また士業へ泣きつこう♪

てな感じで開き直ります。


2の場合も、まず債務者の住民票を取得してください。

2の場合は金を持っている可能性が非常に高いですので、

債務者との交渉の材料にするのもいいのではないでしょうか?

うまく交渉すれば回収は結構簡単です。

ポイントは少し法律用語なんかも散りばめながら、


過払い金が入ったのは弁護士から情報を得てる(嘘・ハッタリ)

過払い金が入っているのに債務を支払わないと、

過払い金法で、過払い金で得たお金を取り消される。

しかし、私の債務さえ払って貰えるのであれば、

私は他の債務者へこのことは言わないよ・・・

どうする?俺の分だけでも払っといたほうが良くないか?


こんな感じで嘘とハッタリで債権を回収します。

ちなみに、嘘をついて借金の回収をするのは、

意外や意外、違法性はないんです。


3の場合は債権回収については2と同じですが、

債権者(大家)に破産通知が届いていないのに

士業が破産しましたよ~と言った場合には、

必ず”事件番号”を聞いてください。

そして、事件番号を答えたら裁判所へ事件番号の紹介を行なってください。

破産番号00号の件だが、

債権者ですが破産免責の書類が届いていませんと言うと

親切に調べてくれて教えてくれます。

そこで事件が正常に処理されていれば、対抗のしようがありませんので、

コレ以上追求のしようがありませんが、

そもそも事件番号が無かったり、

途中で取下げになっていたりしたら、

士業の方が”嘘”をついている可能性が高いですので、

取立て行為を再開してください。


士業は嘘つきだ!みたいなことを書いていますが、

そんな嘘つき士業は一握りです。

でも、少なからず存在するのは事実ですので、

皆様も騙されないように気をつけてくださいね!



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No title

素晴らしい解説ですね。

セミナー埼玉でもお願いします。

No title

悪意ある人の破産申請はもっと厳しくあるべきと思う。
この板を見ている破産予定者、すでに破産した人へ。
普通の人は官報を目にしないだろうと高を括っているのでしょう?
以外にも、そんなことはないのです。
貴方の身近な人には必ず見ている人がいます。
プロフィール

必殺大家人

Author:必殺大家人
大阪在住

築古中古物件を購入し自分で管理運営しています。

15棟約400戸所有

借金総額12億円

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