逮捕された入居者へ強制執行
10月21日のブログで逮捕された入居者に対し、明渡し裁判を行い
判決を取得しました。
次は部屋の明け渡しの実行作業へ移行するのですが、
その手順を今日のブログで紹介します。
まずは、裁判で言い渡された判決文が出来るのを待ちます。
その期間が約1週間
さらに、その判決文が被告に対し送達されるのが、
それから約1週間
実質的に部屋の明渡しの強制執行を申し立てるのは判決後2週間程度はかかるんです。
その後、判決文に執行文付与よ送達証明という書類を申請します。
それでやっと強制執行を申し立てることが出来ます。
強制執行の書類は非常に簡単で、
申請書類1枚(セミナーで用紙を配ったやつです)
全て判決文からのコピーで、
当事者目録を3枚コピー
建物の物件目録を4枚コピー
地図を4枚コピー
部屋の間取り図を4枚コピー
以上と、強制執行申立ての予納金(大阪では5万円)を納めます。
この予納金は、余れば戻ってきます。
大体、強制執行の催告(予告)と断行(実行)の2度執行官に現地に来てもらって
3万円程度ですので、2万ほど返ってきます。
今回は、執行官と部屋に出向く催告の日で、
現地マンションで裁判所執行官と待ち合わせます。
今回の事案は所有マンションですので、
合鍵で入室します。
これが競売などなら合鍵はありませんので、
裁判所指定のカギ屋にお願いしないといけません。
※裁判所指定でなくても良いのだが、解錠できなかったりすると揉めます。
数度のノックの後合鍵で入室です。

執行官と雑談しながら滞納者の現状を説明し、
1、入居者は逮捕され、実刑間違いないので帰ってこない
2、ほとんどの荷物はムショ仲間?が持ち出していて、
重要な荷物は無い

タンスや衣類が数点残されているのですが、
明らかに荷物は持ち去った後といった雰囲気です。

一応、裁判所の執行書を置いて終了です。
今回は、荷物のほとんどを持ち出している様子なのと、
もう生活感が全くないとのことで、
断行日を2週間後に設定していただき(通常1ヵ月後)
しかも即売にて完了とするとのことでした。
即売とは、通常なら家財道具を一旦(1ヶ月ほど)保管して
競り売りの形をとるのですが、
残置物の価値が低い場合は、保管をせずにその場で
執行官の感覚で換価性無し!と判断し
強制執行を終わらせることが出来ます。
※この辺りは執行官の考え方一つです。
ということで、11月20日に強制執行の断行となり、
それで強制執行が終了します。
今回の場合、入居者はヤクザやクレーマー的な方ではないのですが、
刑務所に行くことは間違いありません。
もし私が犯罪者なら、刑務所で片っ端に声を掛けて
法的手続きを経ずに荷物の撤去をされたのであれば、
出所後に大家を相手に損賠賠償請求を起すでしょうね
その本人に知恵や手法が無くても
その周りが金になると考えて喰らい付いてきますよ・・・・
気をつけてください。
逆に、キチンと法的手続きを取っていれば、
正々堂々と滞納家賃を請求することができます。
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エラーが出てしまうとの報告が何件か寄せられています。
原因を調べたところ、登録しようとしたメアドは、
以前、他のメルマガで勝手に登録されたりとかして、
登録禁止メアドになっているようです。
エラーの場合は他のアドレスで登録いただければと思います。
判決を取得しました。
次は部屋の明け渡しの実行作業へ移行するのですが、
その手順を今日のブログで紹介します。
まずは、裁判で言い渡された判決文が出来るのを待ちます。
その期間が約1週間
さらに、その判決文が被告に対し送達されるのが、
それから約1週間
実質的に部屋の明渡しの強制執行を申し立てるのは判決後2週間程度はかかるんです。
その後、判決文に執行文付与よ送達証明という書類を申請します。
それでやっと強制執行を申し立てることが出来ます。
強制執行の書類は非常に簡単で、
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以上と、強制執行申立ての予納金(大阪では5万円)を納めます。
この予納金は、余れば戻ってきます。
大体、強制執行の催告(予告)と断行(実行)の2度執行官に現地に来てもらって
3万円程度ですので、2万ほど返ってきます。
今回は、執行官と部屋に出向く催告の日で、
現地マンションで裁判所執行官と待ち合わせます。
今回の事案は所有マンションですので、
合鍵で入室します。
これが競売などなら合鍵はありませんので、
裁判所指定のカギ屋にお願いしないといけません。
※裁判所指定でなくても良いのだが、解錠できなかったりすると揉めます。
数度のノックの後合鍵で入室です。

執行官と雑談しながら滞納者の現状を説明し、
1、入居者は逮捕され、実刑間違いないので帰ってこない
2、ほとんどの荷物はムショ仲間?が持ち出していて、
重要な荷物は無い

タンスや衣類が数点残されているのですが、
明らかに荷物は持ち去った後といった雰囲気です。

一応、裁判所の執行書を置いて終了です。
今回は、荷物のほとんどを持ち出している様子なのと、
もう生活感が全くないとのことで、
断行日を2週間後に設定していただき(通常1ヵ月後)
しかも即売にて完了とするとのことでした。
即売とは、通常なら家財道具を一旦(1ヶ月ほど)保管して
競り売りの形をとるのですが、
残置物の価値が低い場合は、保管をせずにその場で
執行官の感覚で換価性無し!と判断し
強制執行を終わらせることが出来ます。
※この辺りは執行官の考え方一つです。
ということで、11月20日に強制執行の断行となり、
それで強制執行が終了します。
今回の場合、入居者はヤクザやクレーマー的な方ではないのですが、
刑務所に行くことは間違いありません。
もし私が犯罪者なら、刑務所で片っ端に声を掛けて
法的手続きを経ずに荷物の撤去をされたのであれば、
出所後に大家を相手に損賠賠償請求を起すでしょうね
その本人に知恵や手法が無くても
その周りが金になると考えて喰らい付いてきますよ・・・・
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